中古バイクが高騰しています!特に旧車系はドンドン高騰しており、80年代、90年代のバイクも中古車台数の減少と共に値段が上がりつつあります!どこまで行くのか、また今後Z系やCB系の様にプレミア化していくのでしょうか?高騰の原因には何が影響しているのでしょうか?
当社で現在取り扱っているアイテムは80年代~90年代の大型ネイキッド系をコンセプトにした商品が中心。特にカワサキ系が多く、ゼファー系、GPZ、ZRX系になります。この辺りのバイクも現在値段が高騰しており、中古情報を見るとやはり玉数も減ってきています。特にゼファー系はその価格高騰が如実に出ており、χに関しては平均価格が160万円を超えており、異常な状況になっています。
その他排気量のゼファー系、GPZ、ZRXも夏以降値段の高騰が続いていおり、現在は少し落ち着いた状況になっています。ここまで値段が上がって行った理由はなんでしょう?考えられるのは3点と考察しています。
①youtuberの影響
現在多くのyoutuber、バイク系は『モトブログ』といいますが、存在しています。その中でも芸人さんやタレントさんがバイク動画を多数上げており、中には旧車系に特化したチャンネルも多数あります。そういったメディアの影響も大きいのでは?と考えられます。
②コロナ禍でのバイク人気
これまで多方面で言われていますが、コロナ禍以降、バイク人気に火がついています。実際教習所は予約がいっぱいでなかなか卒業までに時間がかかっているようです。そんな中、Z900RSやカタナといったオールドルックのバイクも人気で、現在はコロナ世界情勢の中、新車自体も手に入らない。70年代のバイクは値段的にも、メンテナンス的にもちょっと手が出ないが、80年代、90年代のバイクならまだ手が届く値段!という事で人気になっているのではと思います。
③40代がちょうど憧れたバイク
現在40代の方は昭和50年前後の生まれ。ちょうど1990年代に青春時代を迎えており。当時発売されたゼファーやGPZ、CBX等は憧れの的でした。子育ても終わり、収入にも少し余裕が出てきた世代が今バイクに乗るようになり、当時手が出なかったマシンを今手に入れている!という事もあるのかも知れません。
一旦は大きく高騰しましたが、現在はその金額も落ち着きつつあります。このまま落ち着いて行くのか、昨今のバイクを取り巻く状況に乗じてさらに上昇していくのか?それはわかりませんが、今後状態のいい旧車は数が減っていくのは事実です。自分の好きなバイク、乗りたかったバイクで『これだ!』と思うものがあれば勢いで!というのも必要かも知れません。中古車は一期一会です!一生モノの相棒、手に入れましょう!